坂道
むさし様、こんにちは。オペラ『椿姫』の公演まで1ヶ月を切りました。初めはマスターズオペラ(大学の先生方が出演するオペラ)でアンニーナ役で出演したい先生がいなかった為、私が大学の学生としてお手伝いという事で出演する話だったのですが、チケットを20枚も渡され、おまけにチケットが売れなかった時は会費制にすると言われ…。……。
この間の土曜日は国会図書館に、そして日曜日には鎌倉の極楽寺周辺に行ってきました。どちらも卒論の為に、です。鎌倉の極楽寺は作曲家の橋本國彦が最後に住んでいた(亡くなった)家があったところです。知り合いに「鎌倉に家探しに行く」と言うと、「鎌倉は山坂があるから大変だよ」と言われ、いつもはひざ上のスカートとハイヒールの私が、数年ぷりにジーパンとスニーカーを着用して外出です。数年ぶりのジーパンはパツパツで身体にくい込み…。そしていつもハイヒールを履いていると、スニーカーは、かかとが地面にめり込んでいるような錯覚に陥り…。いつもは縮んでいたアキレス腱が伸ばされ…。スニーカーってハイヒールより歩きづらいなぁ、と思いながら極楽寺駅に到着。橋本國彦の住所は旧住所(区画整理前の住所表示)を知っていたので、そこから大体の場所を把握していたつもりでした。目的地に到着するとそれらしき家は無く…。その目的地に住んでいた人(50代くらいの人)に「昔、ここら辺に、作曲家の橋本國彦が住んでいたと思うのですが、ご存知ありませんか?」と聞くと、「私はここに20年も住んでいるけれど、そんな人は知らない」と言われ……。(橋本國彦が死んだのは昭和24年なのですが…)駅の近くに戻り80代くらいのおばあちゃんにも聞いてみると、「昔、商売をしていた時に、大きなお屋敷の人が良くお店に来てくれて…ここの道をまーっすぐ行くとあるよ」と言われ、とりあえず行ってみる事に…。信じられない程の坂道に、家がいっぱい建ってました。なんでこんな大変な坂道に家を建てて住んでいるのだろう、などと考えながら、坂の上の行き止まりまで到着…。結局、橋本國彦の家はありませんでした…。
むさし様。極楽寺周辺、田舎で良いところでした。ただ、私にはあんなに坂の多い所には住めないと思いました。私が坂道をヒイヒイ言いながら登っていると、そこの住人であろう老人に、軽々と追い抜かされてしまいました。私も田舎にいた頃は、あんな坂、平気だったのになぁ~。
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